【脱サラ】農家になったきっかけ【新規就農】

新規就農

 

とまと
とまと

こんにちは、とまとです。

ブログの記事、何を書こうかなーと思って、思い出したことがありました。

出会った人、農業関係者に新規就農者として紹介されると、
必ず聞かれたのが「農家になったきっかけ」でした。

なので今日は農家になったきっかけを話したいと思います。

農家になったきっかけ

簡単にプロフィールを紹介すると
27歳で脱サラ、新規就農するも、体を壊し
現在はフリーランスでイラストやデザインのお仕事をして生きています。

農業から完全に離れたのかというとそうでもなく、
元農業研修先で今も出荷作業などの簡単なお仕事を手伝っています。

体のことを考えると続けられなかったけど、
今でも農業が大好きです。

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きっかけって、意外とない

きっかけがあったかというと、ぶっちゃけないんです。

いや、そんなわけないだろ。
だって脱サラして突然農家なんて、という声が聞こえそうですが。

周りで農業を目指す人にきっかけを尋ねても、
首をかしげる人が多いです。

・作るのが好きだから
・自然が好きだから

農家になりたい理由はみんな持ってるけど、きっかけって意外とない。

自然とそうなった

何かがきっかけになったというより、
自然と自分の求める道が農業にあると思ったから、という感じです。

昔から心の何処かにあって、でも自分にできるわけないと思って諦めていたことが、
ふと再燃し始めたのかもしれません。

じゃあ農家になりたかった理由は?

これはめちゃくちゃたくさんあります。

中でも強かったのが
「生きていることを実感したい」
という思いでした。

私と同じ理由を持っている農家さんも実際にいました。

元々あった就職に対する抵抗

子供の頃に将来サラリーマンになりたい、なんていう子供そうそういないですよね。

私も子供の頃、サラリーマンにだけは絶対なるな!と暗示のように唱えていましたw

でも知らずのうちに歩んでいたレールの先にあるのは会社員だった。

ただ単にぼーっと敷かれたレールを歩くだけだったのが、原因なんですけどねw
できれば大学入る前に気づきたかった。

もっと自分の心の中にある声を大にして言えばよかった。

でも後悔しても仕方ないし、今日が一番若い日、ですもんね^^

大学卒業後は自分のやりたいことを優先して就職せず、
かなり抵抗した方ですが、家族の説得もあり、結局は会社員になりました。

脱サラしたきっかけなら、はっきりとある

農家になったきっかけはなくても、脱サラしたきっかけは、はっきりとあります。

当時はデザインの仕事をしていて、仕事内容には満足していました。

しかし一方で同じ部署内に馬の合わない先輩がおり、
疲弊していました。よくある話ですね。

そこで電車通勤中、いいアイデアを思いつきました。

「そうだ、平日はいっそ心を殺して生きよう!」

死んで生きる

平日は死んで、残りの2日の休暇を心を解放して生きる。。。

これは名案だ!と思った瞬間、ゾッとして

自分が恐ろしくなりました。

平日って週に5日もあるじゃないですか。
週5日も心を殺して生きるなんて、それじゃあ死んでいるも同然じゃないか、と。

生きていることを実感したい

人生は一度きり、どんなに会社や他人に心を砕いて生きてボロボロになっても
誰も責任を取ってくれません。

ならば自分で自分の生き方を自分のために選択しようと思いました。
自分の選んだ道なら、失敗しようが納得はできます。

むしろ今は『失敗の先にしか成功はない』と思っています。
こう考えることで、失敗を恐れている場合じゃなくなります。
成功したいなら、失敗するしかないんだからw

そして選んだ農業は生活の基本、衣食住に関係する仕事。
まさに暮らしと直結していて生きていることを実感できる仕事ですよね。

元々自然が好きで、幼い頃から野山を駆け回っていましたw

憧れの人に背中を押された

じゃあ、これから私が描きたい人生とはなんだろうと考えた時、
ある人が思い浮かびました。

それが『ターシャ・テューダー』です。

アメリカ、バーモンド州で暮らしていた有名な絵本作家の女性なのですが、
昔ながらの丁寧な暮らしを守り、見事な庭を作り、自給自足もしていました。

そんなターシャのような暮らしをしたい人が多かったようですが、
ではなぜそうしないの?とターシャはいつも疑問に思っていたようです。

いいな、を大事にする生き方

このターシャの言葉を知って、

羨ましい人生があるのなら、
自分がそうなれるように行動すればいいんだ

と理解しました。

農業には私の”好き”がたくさんある

元々田舎育ちで家庭菜園していた経験もあり、
自然相手に黙々と仕事ができること。

一日中白い部屋に閉じ込められることもなく、
朝・昼・晩と時間の流れを感じられるのも魅力でした。

いつも自然体の自分で居られることって素晴らしいです。

情熱が道を作る

農家になる方法を探している時、
燃えるような情熱さえあれば、
意外と不安なんか湧いてきませんでした。

元々は怖がりで臆病な性格なんですよ。

でもそれよりも切り開く楽しさでいっぱい。
ある意味フロー状態でした。

当時は新規就農の情報も今ほどなく、
ネットで探してもわかりやすい記事はほとんどありませんでした。

だけど行動した。
そしたら、素晴らしい師匠や仲間たちに出会えました。

まとめ

ぶっちゃけ農家になった理由を語り出すと
本1冊は書けそうですが、今回はこれくらいでw

好きこそものの上手なれ、というけど、
好きなものに対する行動力や吸収力って
どんな人もすごいですよね。

こんな感じですが、何かの参考になれば幸いです。
では、今日はこの辺で。

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