【ハプニング】就農直後にあった本当の話【血の気が引く】

新規就農

こんにちは!とまとです!

今日は私が就農した直後に本当に起きた怖いハプニングをご紹介します!

おばけとかじゃないので、そこはご安心を。

とまと
とまと

あの時は本当に血の気が引いたよ…。

研修生
研修生

ど…どんなハプニングなんだろう??

しかもそれ系統のハプニングって、農業をしていると割と起きるんです。。。

早速お話しします!

 

【ハプニング】就農直後にあった本当の話【血の気が引く】

私が就農直後実際に経験した本当の話、

それは軽トラでのハプニングです。

血の気が引いた、実際の写真をご覧ください。

↓↓↓

 

 

 

研修生
研修生

ギャーっ!!!!

ギリッギリっ!!!!

とまと
とまと

お、お分かりいただけただろうか…?

別角度からどうぞ。

研修生
研修生

ヒョェ〜っっ!!!

とまと
とまと

数センチしか地についていない…

単に運転が下手だったといえば簡単ですが、なぜこんなことになったかご説明します。

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買ったばかりの軽トラが…あなたならどうする?

まず、畑の周りには必ずと言っていいほど、水が流れる農業用水路があります。

そして当然、畑の近くに軽トラなりを置くことになるのですが、

ひとつ間違えるとこうなってしまうんです。

とまと
とまと

畑周りの運転に慣れてきた頃が要注意です。

ちなみに中古ではありましたが、比較的綺麗な買ったばかりの軽トラでした。

水路に落ちればその真っ白な車体がガリッガリに削れ無残な姿になること必死…。

 

畑の近くにとめてたんですが、収穫するために近くにある他の畑に行くところでした。

エンジンかけてドライブに切り替え、出発した直後、

「あれ?ちょっといつもとフロント越しに見える角度が微妙に違うかも」

と思いました。

前からこれはやらかしそうだなぁ、とは思っていた場所だったのですが…

研修生
研修生

それでこうなったのか。

とまと
とまと

今見てもヒヤヒヤする。マジで落ちる3秒前…

研修生
研修生

で、この後どうなったの?

救世主現る

この状況を確認した後、数分悩んだのち、師匠に電話でSOSを出すことにしましたw

師匠達に熱くお礼を言い、独立したばかりだったのに、すごく情けなかったです(苦笑

実際の第一声は

「すみません。助けてください。。。」

でしたw

とまと
とまと

ハズカジィ…!!

ちなみに確かあれは朝の7:00台でした。

師匠はちょうどその時、近くの畑でトラクターを使って畑を耕運しているところで、すぐに駆けつけてくれました。

やっぱり農家はみんな朝早いw

冷静、、、やっぱり師匠は頼もしい

師匠もあの光景を見て苦笑いしてましたが、冷静にハンドルをどういう風に切ったのか聞かれました。

今思うと私が切った方と逆のことをすれば元に戻るという考えだったのかもしれません。

そして、ギリギリになってる私の軽トラに乗り込み、エンジンをかけました。

助けを求めときながら、私は怖くなってその様子を固唾を飲んで見守っていました。

色々申し訳なくて、水路に落ちて師匠がけがでもしないかと気が気でなく。

 

でも師匠は無事、何事もなかったように軽トラを元の位置に戻してくれました。

研修生
研修生

師匠最強!!

とまと
とまと

話が逸れちゃうけど、とまとの師匠はマインドがすごいんだ…

これが師匠マインド!!The 求心力!!!

師匠の凄さは語り尽くせませんが、師匠のマインドですごいなと思ったのを一部をご紹介します。

失敗を責めない

まず失敗しても絶対怒らない。ぜーったい怒らない。失敗から学ばせてくれる。

それからもっとすごいのが、その後のケアなんです。

落ち込ませない気遣い

失敗するとどうしてもテンパってしまいますよね、失望されたかもしれない、なんとか挽回してこの状況をいち早く脱したい、この空気を変えたい!と思っている時に、必ずしてくれることがあるんです。

それは『絶対できる簡単な頼みごと』です。

例えば「これ、袋詰めしてくれる?」とか。「◯◯持ってきてくれる?」とか。

失敗しようがない頼みごとをしてくれることによって、師匠の頼みごとに応えられた!という自己肯定感が生まれるんですよね!

知ってか知らずしてかわかりませんが、サッとこういう気遣いをしてくれる師匠です。

人は迷惑をかけるもの

そして困った時に決まって「でも迷惑かけてしまうから…」と言う私に対して

「人は迷惑かけずに生きていくことなんてできない。そういうもの。」というマインドなんです。

誰にも迷惑かけたくないと言う思いって強いと思います。

迷惑かけられるのも困るなあ、と言うのが本音かもしれません。

でも実際、誰にも迷惑をかけず、生きていくなんて、そっちの方が現実的ではないですよね。

師匠が言うには、『助け合い、支え合うのが人間』。そう言われるんです。

時々仙人なのかな…って思います。。。仙人っていうほどおじいちゃんじゃないけど。

みんなで協力しあって

最後にもうひとつ。

私には同じ師匠の元で学んだ仲間がいるのですが、師匠は弟子も含め、みんなで強い農業を作ろうとしてるように感じます。

本当なら同じ地域で農業するもの同士、ライバルでもあるはずです。

昔から農業しているからとか、新しいからとか、もちろん多少関係してきますが、私が想像していたほど差はないです。

例えば直売所で、綺麗なナスがあったら、どこの農家さんが作ったから、とか関係なく、美味しそうと思えば買いませんか?

新規就農者の野菜は売れ残りやすいと言われることもありますが、私の実感としては新規就農者でもちゃんとした野菜を作れば売れる。と思っています。

でもそんな中で、独立したら終わりではなく、就農後も弟子にトラクターや管理機、なんでも貸してくれました。

一人勝ちするのではなく、みんなで強くなろうとするので、師匠は弟子や地域の人、農協にも頼りにされています。

師匠は私たち弟子にとって、農業の師でもあり、人生の師でもあると思っています。

また、私は師匠をもう一人の父、そして師匠の家族をもう一つの自分の家族と思っています。

困った時に助けてくれるのは仲間

さて、色々話してきましたが、農業はこういったハプニングや危険な作業もあるので、人との繋がりがとても大事と言うことを知っていただければ幸いです。

同じ農家というライバルなのに、地域との繋がりが大切なのも、今はよくわかります。

もしこの記事を読んでくれている方で、研修先を探している方がいたら、ぜひ人として尊敬できる農家さんを師匠に選んでください。

師匠によって、その後の農業のイメージも大きく変わるはずです。

まとめ

ということで、今日は実際に私が体験した血の気が引くようなハプニングから、

師匠のマインド、人との繋がりの大切さにまで触れていきました!

すごい人に会うと自分はまだまだだな〜と思いますね!

少しでも徳のある人間に近づけたらと思います。

 

そしてまだまだ色んなハプニングを体験してきているので、

機会があったらまた話していきますね〜!

それでは!今日はこの辺で!

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